2学期の終わりが近づいてきましたが…

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朝の冷え込みが厳しくなり、幼稚園の園庭も霜がみえたり、バスの窓ガラスが凍っていたりと、冷え込みを目で実感するようになってきました。寒さが本格的な1月・2月となると、バケツの水が氷るほど佐津間地区はグッと冷え込むのです(;・∀・)

そして、保育では…

2学期終盤の発表会がみえてくると、そろそろ2学期も残りわずかだなぁと学期の節目を感じます。

運動会でも学年・クラスの絆が深まりますが、発表会も同じように皆でやり遂げた達成感を感じることで、さらに子どもたちの表情が凛々しくなるように思います。

練習の段階では緊張してドキドキしながらも頑張って演じ、当日には堂々と発表する子どもたち🌟

演技を終えた後の子どもたちの安堵感・達成感は、よく頑張ったね!と、抱きしめたくなるほどです(*^^*)

明日は、年少さん(3歳児・満3歳児)の発表会です!

初めて舞台に立って踊る子どもたち。

大勢の前で圧倒されてしまう子もいるかとは思いますが、温かい目で見守り、大きな拍手で褒めてあげて下さいね(^_-)-☆

一つ心温まるエピソードがあったので、紹介します🎵

年少のころからバスを利用し、引っ越しをすることとなったので今日が最後のバスとなるお子さんがいました。

その子は、とっても恥ずかしがり屋さんで、初回のさくらんぼ教室の時は幼稚園の門の前で入れずに泣いていたのを覚えています。

恥ずかしがり屋さんで負けず嫌いな一面も(^^)

けれども、3年間さつま幼稚園で過ごすことで色々な事に挑戦するようになり、負けるもんかとお友だちとドッチボールで競い、逆上がりも出来るようになりました。

そんな子が帰りの乗車時に一言

子ども『せんせい!ぼく、きょうがさいごのバスなんだー。』

先生『寂しくなるなぁ。3年間、バスの中でもたくさんお話をしたね!』

子ども『・・・・・』

何かまだ言いたそうな表情を浮かべていましたが、一人、二人とバスから人がいなくなっていきます。

そして、自分が降りる数分前に。

子ども『せんせい!』

先生『どうしたの?』

子ども『3ねんかん、バスのうんてんありがとうございました。』

短い一言かもしれませんが、恥ずかしがり屋さんの〇〇くんにとっては、

【いつ言おうか。いつ言おうか。】

と、思っていた事でしょう。

その心を考えたり、思い出を振り返ると、思わずこちらも胸が熱くなるのを感じました。

陽がだんだんと落ち、茜空と薄く伸びた雲がきれいな今日。

乾いた空気が肌を冷やそうとしますが、私の心はとっても温かいです(*^^*)

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